世界一流エンジニアの思考法をきっかけにマインドセットを見直す/series1
こんにちは、技術に食いつき虫nollです。私は自分が忙しいとは思いませんが、他人からは「忙しそう」とよく言われます。(そう言われると、誘われなくなるのかな?😥)
最近、エンジニアの間で人気のある本があります。それはこちらです。
簡単な概要
米マイクロソフトでシニアエンジニアを務めている牛尾さんという方が執筆した本であり、Azureの開発チームに携わっていく中で得た知見・マインドセットやマイクロソフトの文化が書いてある本です。
なぜ書くのか
実は、こんなツイートしてるんですね
全体の考え方が、自分のメンター(エンジニアではない)に教授いただいたことに共通する部分も多く、時に共感しながら、時にはエンジニアとしてどんな風に考えたら良いか学びにもなる本だった
— 黎(れい)技術食いつき虫@GDSCNagoya Lead (@noll6451) 2024年1月9日
この辺り新しいブログに書こうかな
この本に記されているマインドセットが私のものと非常に似ていることに気づき、この話題について書いてみたいと思いました。
自分の思考法
私のマインドセットは「確率思考」と呼んでいます。これは私のメンターが名付けたものです。
皆さんは、自分のマインドセットについて考えたことはありますか? 多くの人は深く考えずに、自然と形成されたものと思っているでしょう。実は私も以前はそうでした。
メンターに出会ったのは防衛大学校にいた時で、その当時は神奈川県横須賀市近くで生活していました。今となっては、その出会いは運命だったのかもしれません。最初の出会いから弟子入りするまでの話は、また別の機会にします。(食事にでも誘われたら、ね)
それはさておき、私のマインドセットについて詳しく語ると長くなるので、この本と共通する部分だけを紹介します。
アンラーニング
牛尾さんが普通にやっていたことですが、本来これをするにもかなり難しい作業なんです。(牛尾さんすごい)
牛尾さんが行ったように、アンラーニングは非常に困難な作業です。多くの人は新しいことに挑戦する前に、基礎を見直すことは少ないです。しかし、本では「プログラムの基礎をやり直すことにした」と記されています。これは、自分が学んだことを捨てて、基礎からやり直す決断をする人は多くありません。
自分の場合、思考環境を完全に変えるために「思考環境デトックス(アンラーニング)」を行いました。この方法のメリットは、「自分はこういう人間だ」「これはできない」と思っていたことが、実は可能だと気づくことです。自分はこの方法を取り入れることで、以前は3年、5年と思っていたことが半分、三分の一の期間で実現できるようになりました。
簡単に言うと、複利の考え方を応用しながら、期待値の高いルール(やり方で繰り返すために、フォーカスできるようにするためです (またここら辺はブログにしたいと思います)
具体的なアプローチ
具体的なアプローチは以下の通りです:
- ゴール達成に関係ないものは極力排除する。
- タスクリストに書いて忘れる。
- 取り組む順番に規律を持つ。
これらは初期段階で取り組んだ基本的な方法ですが、実際にはもっと複雑です。
本では、「WIP=1(マルチタスクは悪)」「Be Lazy」「脳の負荷を減らす方法」といった内容があります。これらは中長期的なメリットがあり、意志力のコストパフォーマンスに優れていると感じています。
今回は、私のマインドセットの基礎部分を紹介しましたが、実はもっと共通点があります。今後のブログで、私のマインドセットをさらに紹介し、この本をどのようにエンジニアとして活用していくかを考察していきます。